悟空の日

本日5/9は、「クリリンのことかーっ!」や「おめえ、ぶっ殺すぞお」でおなじみ、ドラゴンボールの主人公、悟空の日です。

2015年の映画「ドラゴンボールZ 復活の「F」」公開当時に、日付の語呂合わせで東映が制定、日本記念日協会に認定されたそうです。

自分はドラゴンボールと一緒に育ってきたような世代で、特別に大好きというわけではありませんでしたが、ドラゴンボールとドラゴンボールZ、恐らく、その間にやっていた映画も全て見ていると思います。

ドラゴンボールはそれくらい生活に浸透していた、まさに国民的アニメでした。

毎日更新を始めた4/5の鳥山明さんの誕生日の記事にも書きましたが、小学生時代、人の絵を描くときには、ドラゴンボールの絵を参考にしていました。

当時の小学生にとって、「人のイラストの標準」は、鳥山明さんの絵だったんだと思います。

あと、かめはめ派の練習や「修行」をするのも、当時の小学生の標準でした。

自分も細い壁の上を走ったり、頻繁に意味なく高いところから飛び降りたりしました。

小学生時代は自重が軽いからか、1階と2階の間の階段の踊り場から飛び降りたりしても大したダメージがなかったんですよね。

今なら一撃で大けがだと思います。


自分が高校生くらいの頃に始まるドラゴンボールGTは、世代的に離れていったこともあり、再放送でちょいちょい見かけたかな、という印象です。

ちなみにWikiを確認してみると、放送期間は、ドラゴンボールが3年、ドラゴンボールZが7年、鳥山明さんの原作マンガから離れ、オリジナル・ストーリーになったドラゴンボールGTが1年半くらいでした。

これには、やはり鳥山明さんがすご過ぎると思うと同時に、自分のように初期から知っている世代が、年齢的に「バトルもの」というジャンルから離れていくのを食い止めるというのは難しかったんだろうなあと思います。

それでも、今でもゲームや映画が出続けている、国民的作品だと思っています。

少し話題がずれますが、最近のマンガで気になっていることで。

原作マンガは全42巻で、これは、当時のマンガとしては超長寿マンガでした。

同時期、ジャンプ黄金期と言われた時代に連載されていた他のマンガは、「幽☆遊☆白書」全19巻、「るろうに剣心」全28巻、SLAM DUNK「全31巻」、「ろくでなしBLUES」全42巻、「ダイの大冒険」37巻などなど、40巻越えというのはとてつもない大ヒット作品でした。

しかし、最近のジャンプマンガは、「ONE PIECE」98巻(ちょっとこれは別枠)、「ナルト」全72巻、「BLEACH」全74巻、「銀魂」全77巻などなど、全体的な長寿化があるのかなあと思っています。

最近大ヒットのうちに完結した「鬼滅の刃」は、全23巻で「さっくり終わった」なんて言われていますが、自分が子供の頃なら大長寿マンガです。

まず、明確なソースがなく自分の感覚でですが、マンガの長寿化があると思っていて、その原因に、少子高齢化があるんでないかなあと思っています。

例えば、6才と12才では読むものが全然違いますが、25才と35才なら同じものを読んで楽しめる、みたいに、年齢が高い層が読んでいるから長期連載ができている、というのがあるのかと思っています。

それに対して。

2月にジャンプルーキー!というサイトにマンガを投稿させていただきましたが(よろしければ反省会「」「」「」も。)、制作中、友人にジャンプルーキー!を読みまくってもらって、受賞作品の傾向と対策を聞いていました。

そのとき、友人から発された1言目は、「まず学生」でした。

ほとんどの作品の主人公が、学生だったということです。

自分には、ここに、「読者層は大人が多い」のに「編集部は子供に向けて作っている」とすると、「大人の読者層は、子供向けに作られていても楽しめている」し「ジャンプが人気投票重視だとすると、大人にとって面白いものが評価されている」のではないか、結果として、編集部は子供向けに作っているが、大人がそれを評価していると、「本来編集部が目指している、子供を楽しませることとずれてきてしまっているのではないか」「子供は楽しめているのかなあ」とパラドックスのような、ジレンマのようなものを感じてしまいます。

んー、何が言いたいかっていうと、今後もジャンプルーキー!にマンガを投稿したいと思っていますが、子供向けに作る(学生を主人公にする)のが苦手な自分も、評価されたいなあってことです。

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