大量のウサギを投げつけないで下さい。(アステカ神話のご紹介)
本日はひさびさに、神話のお話を書きたいと思います。
佐藤究さん著「テスカトリポカ」という小説が、直木賞と山本周五郎賞を受賞され、話題になっています。
そこで、本日は、アステカ神話から好きなエピソードをご紹介したいと思います。
これまで当ブログを読んでいただいていた方ならお気付きだと思いますが、この「好きなエピソード」は、「はぁ~、為になるなあ」とか、「素敵な話だなあ」とかではありません。
「なにそれww」って話です。
よろしければ、お付合いいただけると嬉しいです。
イラストの内容は、今回ご紹介する神話の1シーン。
ちょっと、今回書こうと思った経緯について。
先週の土曜のお昼、TBSテレビの王様のブランチ、書籍のコーナーで、直木賞・山本賞W受賞の「テスカトリポカ」のご紹介や、作者の佐藤究さんのインタビューが放送されていました。
「テスカトリポカ」ってアステカの神様の名前だったと思うけど、なんで聞いた名前だったっけなあと、それからずっと気になっていました。
で、結局何でこの名前を憶えていたのかは分からずじまいだったのですが、それからテスカトリポカのWikiを読んだり、何度か画像検索したりしていました。
自分が初めてアステカ神話というものを知ったのは、恐らくマンガ、MMRの自動書記の回だ!と思って、MMRのそれぞれの巻のあらすじとか読んでみたんですが、アステカの話も自動書記の話もすぐに出てこなかったんですよね。
実家に帰ればMMRの単行本あるだけに、もどかしい。
で、そんなこんなでアステカ神話のWikiを渡り歩いているうちに見つけた、「なんだそれ」ってお話を。
実は、つい先ほど、30分くらい前に見つけた話なので、付け焼刃中の付け焼刃、触ったらポロッと取れそうな浅い知識でお話しします。
Wiki、4~5ページ分の知識だと思って下さい。
時は、第5の太陽の時代。
アステカ神話では、第~番目の太陽、として時代を区切っているようで、その最新、今現在の世界が創造された後のお話です。
新しい時代になりましたが、まだ実際に太陽を作る前、真っ暗な世界で、太陽を作ることとなりました。
そこで、貧しくつつましい「ナナワツィン」と、裕福で高慢な「テクシステカトル」という神を生贄に、太陽を作ることにしました。
アステカ神話には、「生贄」がとてもよく登場する単語ですね。
おどろおどろしい表現で神話のオカルト性や雰囲気を演出する単語ですが、過激描写の減った現代では、ちょっと語彙が強いかなと感じてしまいます。
貧しい「ナナワツィン」は、紙や草、自らの血を使い祭りを行い、それらは後に、月のピラミッドになりました。
裕福な「テクシステカトル」は、黄金や宝石、ケツァールの羽根を使って祭りをし、それらは、太陽のピラミッドになりました。
4日間の祭りもクライマックス、火に飛び込んで太陽を作るところまできて、裕福な「テクシステカトル」は、火に飛び込むのを、4回ためらってしまいます。
その間に、貧しい「ナナワツィン」は勇敢に火に飛び込み、見事に黒い鷲となり、東の空で太陽になりました。
裕福な「テクシステカトル」も、自らを恥じ、火に飛び込みます。
少し、火の勢いが落ちており、裕福な「テクシステカトル」は、黒い斑点のジャガーになりました。
2人の太陽が出現し、神々は思いました。
……まぶしくね?
現代は、第5の太陽の時代。
太陽が2つあると、なぜまぶしすぎると気付かなかったのか、まずツッコミたくなりますが、そこは一旦スルー。
神々は、2つ目の太陽になった裕福な「テクシステカトル」に、ウサギを投げつけて、ちょっと光を弱めて月にしたそうです。
……ウサギを投げつけて!?
ここで、「神々がウサギを投げた」のが、神々の決断で、1人(1柱?)の神が、ウサギを投げたのか、または、何人もの神々が、みんなで大量のウサギを投げつけたのかによって、面白さがだいぶ変わってきますが、どっちにしても止めて下さい。
あんなかわいいウサギを投げるなんて……、やっぱりアステカ神話は語彙が強い。
後日、もうちょっとちゃんと検索して、「テスカトリポカ」という神様もご紹介したいと思います。
本日の課題、LINEスタンプ作り、12日目。
本日も進んでいません!
54日間、42枚のイラストを、42回下描きと42回仕上げ、84回分の作業として制作中。
現在、下描き4、仕上げ0で、進行状況は4/84。
日数は22%程度(かな?)経過していて、作業は5%くらいしか進んでいません。
ちょっと焦ってきましたね。
結局、ちょこっと早起きしても、時間がある分だけブログを書いてしまうので、ムリのない時間配分を考えないとですね。
会社のお昼休憩中とかも、恥を忍んで描こう。
本日進捗なしですが、明日は必ず進めます。
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