マンガ「はじめてのあくまばらい」反省会①

本日のブログは、昨日アップロードした、マンガ「はじめてのあくまばらい」の反省や、描いていたときの話なんかを書こうと思います。

まだご覧になっていただいていない方は、よろしければ、まずは昨日投稿の「はじめてのあくまばらい」覧下さい。

今回は、マンガを描くに至った経緯、それから、なぜ悪魔払いの話にしたかについて書こうと思います。

明日は、違う投稿を考えていますので、続いて、明後日、キャラクターの名前の由来や、制作期間が長くなった経緯、描いていたときの話、そして、色々な結果、月間ルーキー賞傾向と対策について書こうと思います。
(追記:反省、マンガの設定などは3回にかけて書きました。反省会②反省会③


(主人公の服の案)

さて、まずは、なぜマンガを描こうと思ったか、ですが。

昨年の8月末(あれ?9月末?)くらいに、友人から、ジャンプルーキー!というサイトがあって、その、月間ルーキー賞という賞がけっこう狙えるんじゃないか、という話を聞いたことから始まります。

ジャンプルーキー!はその名の通りジャンプ系列のサイトで、誰でも登録すればマンガの投稿、公開ができるというサイト、アプリです。

月間ルーキー賞は、ジャンプルーキー!に、その月に投稿されたマンガの中から選ばれる賞で、その月に投稿されたマンガランキング10位以内に入り、賞に選ばれると、5~100万円の賞金や、その他特典が与えられるという賞です。

……こう書くと、完全に金目当てみたいですね。

実際、なんとか10位に残って、下から2番目の賞で10万円もらえないかなあ……と思っていましたし、同時に、初投稿では難しいが、何ごともやっていれば上手くなる、5回くらい投稿すれば賞にかするようになれるかもしれないと思っていました。

実は自分は、15年くらい前から10年くらい前まで、3~4回マンガの持込みをしたことがあり、マンガ自体は描いたことがありました。


ところで、今回制作前に、色々なマンガ賞を検索してみましたが、15年前とは募集要項が違いますね。

やはり、デジタル制作が前提になっていますし、一番大きく変わったなと思ったのは、ページ数の制限がないマンガ賞がとても増えた、ということでした。

15年前は、32ページ以内、というのが一般的だったように思います。

当時は、32ページぴったりに調整し制作していました。


そんなこんなで、どれくらいのページ数にどれくらいの情報量が入れられるかということは、ある程度予想ができたり、ページ数に制限がないから自由がきくなと思っていました。

また、15年前は、お恥ずかしながら32ページを制作するのに10か月前後かかっていましたが、このブログで、2~3ページのマンガを描くのが3日~1週間程度でできていたので、その10倍、2か月くらいあれば1本描けるかなと踏んでいました。

しかし、実際には5か月半もの時間を要してしまいました。

なぜこんなに時間がかかってしまったかは、また明後日投稿します。




さてさて、次に、なぜ今回の内容にしたか、ですが。

昨年の2月くらいから、このブログ用に、色々なパロディのマンガを描くようになりました。

そこで、今回のマンガを描くにあたって、何かのパロディにしたら描きやすいなと思いました。

もちろん、特定の何かのパロディにすることは、権利上、コンプライアンス上できないですし、したくないです。

一昨日のブログに、「1番好きな映画やおすすめの映画を聞かれた際に、とりあえず、Vフォー・ヴェンデッタとショーン・オブ・ザ・デッドと答えるようにしている」と書きましたが、ショーン・オブ・ザ・デッドは、「ゾンビ映画のパロディ」となっていて、特定の映画ではなく、ジャンル全体をパロディした内容になっています。

今回は、この「ジャンル全体をパロディする」ということに挑戦してみました。

もちろん作るものは愛しているものでないといけません。

作る側が愛していない、楽しんでいない作品は、読む側も楽しめないものです。

そこで、始めに思いついたのは、格闘ゲームのパロディでした。

このときの格闘ゲームマンガのなごりに、「股間を執拗に攻撃する」というものがあります。

当初は、主人公が色々な技名を叫んで攻撃をするが、どれもひたすら股間を殴るというものでした。

餓狼伝説のギースタワーをモデルに、大悪党と、建物の最上階で格闘する話を考えようと思ったのですが、話がなかなか転がらないです。

試行錯誤の結果、格闘ゲームは、対戦プレイがメインコンテンツであり、ストーリーにはそれほど要素(ジャンル全体の共通点やあるある)がない、自分には荷が重いと気付き、次にSF映画やホラー映画にしようと思いました。

自分が一番好きなジャンルは宇宙ものSFなのですが、宇宙ものSFは正解がない、どんなに現実離れしていても、そういう世界なのかと思われてしまう、ギャグマンガを描くのなら、できるだけ現実に近い世界観がいい、と思い、今回の「エクソシストもの」「悪魔払いもの」にたどりつきました。

もっとも影響を受けている作品は、もちろん映画「エクソシスト」ですが、当のエクソシストは見たことがなく、同じくらい影響を受けているものに、ドラマ「スーパーナチュラル」、他に、上記の「ショーン・オブ・ザ・デッド」「コンスタンティン」「エミリー・ローズ」などがあり、こういう悪魔や悪霊と戦うもの全体のパロディになるように考えてみました。



(小物のデザイン詳細)

さて、明日は前々から考えている違う話題がありますので、明後日、この話の続きを投稿させていただきます。

また見に来ていただけると幸い。

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