ヨーロッパの語源と鼻フック。(ギリシア神話の「イオ」と「エウロパ」のお話)
本日1/7は、「ガリレオ衛星」が発見された日だそうです。
「ガリレオ衛星」は、木星の衛星で、ガリレオが1/7に見つけた「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」の4つの衛星を指します。
「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」は、ギリシア神話の登場人物の名前で、当ブログは神話のお話もたびたび書いているので、4キャラ分も話題があれば、何かしら書くことがあるかなと思い、Wikiを読んできました。
その中から珍エピソードをいくつかご紹介。
エウロパ人と共闘するチャン・ポヨン・パンダ。
……恐竜惑星じゃないんだっけ……?
ちなみに、本日現在の「1月7日」のWikiには、「1610年 - ガリレオ・ガリレイが木星の衛星「ガニメデ」「エウロパ」「イオ」を発見。」と書かれていますが、おおよそ、他のWEB情報では、4つの衛星の発見を区別して書いていません。
「カリスト」はなぜハブられたんだ……。
さてさて、まずは「イオ」のお話。
ギリシア神話では、ゼウスが浮気して、妻のヘラが浮気相手に色々と被害を与えるというのが、あるあるの展開ですが、イオも同じです。
イオは、ゼウスによって、浮気してないことを示すために牛にされ、ギリシアからエジプトまでさまよい歩き、各地で色々なエピソードがあるようです。
最終的には人の姿に戻り、エジプトの王様と結婚し、めでたしめでたし(?)。
そんな中、なんだそれってエピソードが。
Wikiによれば、「また、ヘーロドトスの著述では、イーオーはヘーラーによって鼻鉗(はなばさみ)でアルゴスからエジプトまで追われたとし〜」
鼻鉗!?
「ギリシア神話に鼻フック的なこと!?」と思ったのですが、イオはストーリー中では、牛化していることが多いため、牛の鼻に付けるヤツみたいなことかな……?
もうちょっと言えば、「イオが激オコのヘラに鼻フックで引きずり回された」だったら分かりますが、「追われた」は翻訳的な問題ですかね……。
「ギリシア神話 イオ 鼻」で検索しましたが、他に近いエピソードは見つからず、英語版「Io」をGoogle翻訳しても、これかな?というエピソードは無かったです。
ちなみに、英語版Wikiによれば、「ヘラは絶えずイオを刺すためにアブを送り〜」とのことで、アブに追い回されながら過ごしていたそうで、イオたんかわいそす。
アブの話しはWEB上に大量にソースがありました。
本日のブログは、だいぶ早い時間に書き始めたので、文章がゆっくりというか、「鼻フック」だけでなかなかの文量になってしまいました。
もう1つ、「エウロパ」について、ちょこっとだけ。
木星の衛星エウロパは、「天才てれびくん」の『ジーンダイバー』でエウロパ星人が出てきたので、誰もがご存知かと思いますが(あれ?恐竜惑星じゃなかったっけ?)、「エウロパって、ヨーロッパの語源で良いんだよね?」って思ったことないですかね?
自分は、まあそうなんだろうなと思いつつ、ずっと確認せずにいました。
エウロパもイオ同様、ゼウスに愛されたキャラクターですが、エウロパがゼウスの変身した牛の背中に乗って海を渡り、クレタ島に到着、3人の子をもうけたそうで、Wikiによれば、「またエウローペーが海を渡った西方の地域は彼女の名前から「ヨーロッパ」 (Europa) と呼ばれるようになった[5]。」とのこと。
さすがにこれは、WEB上のソースも多い。
クレタ島で生まれたエウロパの子は、ミーノース、ラダマンテュス、サルペードーン。
ミーノースは、当ブログで神話について書き始めた頃に書いた、ミノタウロスのお話につながっていきます。
ミノタウロスからイカロスまでのお話、よろしければこちら↓。
①「超上級ケモナー爆誕!(ギリシア神話、ミノタウロスのお話)」
②「極真流テセウス(ギリシア神話、ミノタウロスのお話の続き)」
③「ダイダロス、Pパタ持ち。(ギリシア神話、ミノタウロスのお話の続きの続き)」
④「ダイダロスアターック!!(ギリシア神話、ミノタウロスのお話の続きの続きの続き(完結編))」
我ながら、4記事も書いて、ちゃんと読んでくれる人なんておらんのではと思ってしまう。
自分の制作について。
昨日は未着手。
とりあえず、PCを注文しました。
やろうと思えば、iPadで全部できなくもないので、iPadでやれることやらんとですね。
本日は、普段より1時間半くらい早くブログを書き始めたのですが、やっぱり時間いっぱいブログを書いてしまう(特に調べ物に時間を割いてしまう)。
時間をかけた分、面白くなってますかね。
また明日!
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