ダイダロス、Pパタ持ち。(ギリシア神話、ミノタウロスのお話の続きの続き)

本日は、ミノタウロスのお話のその後について書きたいと思います。

ギリシア神話1回目、ミノタウロスの誕生までのお話がこちらギリシア神話2回目、ミノタウロス討伐までのお話がこちらです。

後述の、飛ぶダイダロスと、必死の形相におどろくパンダ。


前回、アテナイの王子、テセウスによってワンパンでミノタウロスは討伐されました。

いや、ワンパンか知らんけど。

アテナイの王子テセウスは、クレタ島の姫アリアドネからもらっていた糸をたぐり寄せて迷宮から脱出。

アテナイの王子テセウスとクレタ島の姫アリアドネは、かけ落ちします。


娘がかけ落ちしたクレタ島の王、ミノス王はブチ切れ、娘アリアドネに、「糸を使って迷宮脱出しちゃいなよ」って入れ知恵した、ダイダロスを迷宮に閉じ込めます。

ダイダロスと息子イカロスは迷宮に閉じ込められ、脱出する術に苦悩します。

その結果、迷宮に落ちている鳥の羽を、ロウで固めて翼にして飛びたつということを思いつきます。

そこで有名な、「む〜か〜し〜ギリシャ〜のイカロ〜ス〜は〜」という歌、「勇気一つを友にして」の歌の歌詞の展開になります。


ちなみに、この歌の歌詞を確認しようと検索すると、予測検索ワードに「トラウマ」とか「怖い」とか出てきますね。

この歌が嫌いなみなさん、すみません。


人間が飛ぶのにどれくらいの大きさの翼が必要かググってみたのですが、結果は諸説あり、よく分かりませんでした。

とりあえず、すぐ検索に出てきた大きさは、10m前後説と、17m説。

とにかく、めちゃくちゃな量の羽が必要ということになります。

逆に考えると、ダイダロスがめちゃくちゃ軽かった説や小さかった説、胸と腕の筋肉が異常に発達していて、鳥みたいな体型だった説も、神話なので無くはないですが……、いや、無いでしょう。

とにかく、落ちていた羽を大量にロウで固め、翼を作りました。

翼を広げた大きさは20〜35mくらいだとして、迷宮で翼を広げられたのかとか、助走ができる真っ直ぐな道があったのかとか、もうイチャモンつけるのは止めておきましょう。

きっと、マリオ3のPパタみたいに、走らずとも助走ゲージマックスだったんでしょう。

ダイダロスとイカロスの2人は飛びたちます。

ここからは、歌の通り、イカロスはイキって高く飛び、太陽に近づき過ぎて翼のロウが溶け、落ちていってしまったのです。

ダイダロスは、迷宮から脱出に成功しますが、息子を失ってしまいました。


ここから、かけ落ちしたテセウスとアリアドネ、ダイダロスの脱出後のお話になりますが、それはまた今度。

「テセウスの船」という言葉の由来はこの後のお話です。

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