『ソウルフル・ワールド』のご紹介と感想、評価。
本日は、映画『ソウルフル・ワールド』のご紹介と感想、評価について。
書く理由は、昨日見たからです。
日の光や暖かさ、かえでの種の不思議を感じるパンダのチャン。
『ソウルフル・ワールド』は、2020年公開、ピクサー制作のアニメ映画。
あらすじは、
音楽教師をしている、ジャズのピアニストを目指す主人公が、夢をつかみかけた直後にしにかけてしまう。
主人公は、死後の世界から戻るため、色々あって、これから生まれる魂の先生をするはめになる。
教えるはめになった魂は、何千年も生まれることを拒んでいる魂で、その魂と、ずるをして地上に戻るが、戻ってみると、生まれることを拒んでいた魂が主人公の体に、主人公は猫の体に入ってしまう!
生まれたくない魂と主人公は、力を合わせて、体を元に戻すために奮闘する。
というお話。
あの世と、生まれる前の世界の説明が、言葉で解説すると長文になってしまいそうで適当に書いてますが、映画では分かりにくいことはないと思います。
監督は、『モンスターズ・インク』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『インサイド・ヘッド』のピート・ドクター監督。
『インサイド・ヘッド』は、世界観や描写に、特に近いものを感じる。
主演は、「スパイダーマン」のエレクトロ、ジェイミー・フォックス。
ジェリーの声に、アリシー・ブラガ。
憧れのジャズ奏者を演じるのは、アンジェラ・バセット。
顔が似てる。
自分的には、大変良い映画でした。
テーマが夢であることは、すぐに分かるんですが、それだけではない。
最近、「夢は素晴らしいことに違いないが、呪いでもある」という考え方を、度々耳にするようになったと思っています。
これは、少子高齢化によって、自分を含め、ドリーマーの平均年齢が上がってきたため、昔ながらの正社員雇用などの「つぶしが効かない」人が増えたためかなと思っています。
そんな中、夢をかなえるためにがんばるお話であり、それだけで終わらないお話であり、決して夢も否定しないお話。
死後の世界や、その住人の表現は、もちろん神秘性があるんですが、それでいて、どことなくデジタルな感じがするのも、「今の時代にあった、あの世」みたいで素晴らしい表現でした。
主人公はジャズ奏者を目指していて、ジャズがたくさんでてきますが、トレント・レズナーが音楽に参加されていたりも面白い。
あ、あと、『リメンバー・ミー』のときにも書きましたが、美少女やイケメンに頼った感じが1ミリもないのも好感度高いです。
インターネット・ムービー・データベース(IMDb)の評価は、8.0/10。
Rotten TomatoesのTOMATOMETER(批評家スコア)は95%、AUDIENCE SCORE(一般スコア)は88%。
自分の評価は、9.1/10くらいかな。
9点台はマストでした。
現在、自分の加入しているサブスクでは、Netflixは配信なし、Disney+は配信中、Amazonプライム・ビデオは課金配信中。
Disney+でも得点映像ありましたが、Disney+の月額を越えてしまっている!
特典映像の内容が違うのかな……。
ではでは、また明日ー!
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