本日1/14、日本テレビの金曜ロードショーは、紅の豚!
本日1/14、日本テレビの金曜ロードショーは、『紅の豚』が放送されます!
本日は、『紅の豚』のご紹介と豆知識について書きたいと思います。
飛ばねぇパンダはただのパンダだ。
『紅の豚』は、1992年公開のジブリ映画です。
時代は明確には描かれていないと思いますが、恐らく1920年代を舞台にしたお話で、魔法によって豚になった戦闘機乗り、ポルコ・ロッソや、みんなのあこがれジーナさん、ライバルのカーチスなどのお話です。
『紅の豚』といえば、何といっても、主人公の豚、ポルコ・ロッソのかっこ良さですね。
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」というキャッチコピーが有名ですが、自分はどうしても『紅の豚』と聞くと、昔々ネットで見た「飛ばねぇ俺はただの豚だ」というセリフを思い出してしまいます。
まま、そんなことはいいとして、自分はジブリ作品の中では、『紅の豚』は特別に思い入れが強い方ではないので、先ほどWikiで調べてきた豆知識なんかを書こうかなと思います。
まず、真っ先に気になったのは、ポルコの機体。
こちらは、「サボイアS.21試作戦闘飛行艇」という名前だそうなんですが、「マッキ M.33」という飛行機がモデルだそうです。
「マッキ M.33」は、1925年、シュナイダー・トロフィー・レースという飛行機のレースに出場した、レース専用機だそうで、このレースでは3位に入賞しました。
で、このレースで、1位を取った飛行機というのが、「カーチス R3C-2」という飛行機なのですが、この飛行機は、ライバルキャラのカーチスの乗っている機体のモデルになっています。
ライバルキャラのカーチスは、「カーチス R3C-0非公然水上戦闘機」という飛行機に乗っていますが、そのモデルが、優勝した「カーチス R3C-2」。
つまりは、1925年のシュナイダー・トロフィー・レースという飛行機レースの優勝した機体に敵キャラが、3位の飛行機に主人公が乗っているということですね。
駿マニアック!
ちなみに、カーチスの乗ってる飛行機がカーチスで、名前がカーチスだからカーチスなのか、飛行機がカーチスだからカーチスなのか、書いていても何言ってるかよく分からなくなりますが、Wikiによれば、「原作『飛行艇時代』では、ドナルド・チャックと名乗っており、「カーチス」は愛機にちなんだニックネームとなっている。」とのことで、飛行機がカーチスだからニックネームがカーチス、本名はドナルド・チャックみたいですね。
「原作『飛行艇時代』では~」とWikiを引用しましたが、原作は、『モデルグラフィックス』という模型雑誌に宮崎駿さんが連載されていた「飛行艇時代」というマンガだそうです。
と、書いて思い出すのは、『風立ちぬ』。
以前に地上波放送されたときに、当ブログで、予習編と、復習編と書きましたが、『風立ちぬ』も、宮崎駿さんが『モデルグラフィックス』に連載されていたマンガが原作です。
今さらですが、宮崎駿さんは本当に飛行機好きなんですね。
宮崎駿さんは、1941年生まれだそうで、1925年の飛行機をメインに扱っているということは、ご自身の生まれた年代から考えても、もうちょっと古い、ノスタルジックなものが好みなのかもしれません。
『風立ちぬ』の主役のモデル、堀越二郎さんは1903年生まれ、堀越さんが設計された有名なゼロ戦こと零式艦上戦闘機は、1939年頃からの飛行機みたいで、やっぱり駿さん世代からしても、ちょっと前の世代の飛行機ですね。
全然関係ないですが、最近ずっと聞いている、お気に入りのYouTubeが、『山田五郎 オトナの教養講座』。
山田五郎さんが、絵画について解説する動画なのですが、半ラジオとして、作業中にずっと聞いています。
一週間くらいで、ほとんど聞いてしまったので、早く次の動画が聞きたい。
おおよそ、「スタッフの和田さんという若い女性の絵画についての疑問に、山田五郎さんが回答する」という体を取っているのですが、ガンコじじいと孫みたいな絡みも、見ていると段々微笑ましくなってきます。
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