『ワンダヴィジョン』、ネタバレ全開の感想。

昨日は、Disney+で配信中の『ワンダヴィジョン』について、できるだけネタバレをしない、「『ワンダヴィジョン』を見る前に知っておきたかったこと。(これから見る方向け解説)」を書きました。

本日は、ネタバレ全開にして、『ワンダヴィジョン』の感想を書いていきたいと思います。

白いパンダと戦う赤いパンダのチャン。


面白かったには面白かったんですが、いやー、冒頭3話、けっこうきつくなかったですかね……。

第1話が1950年代のシットコムのパロディ、第2話が1960年代、第3話が1970年代のシットコムのパロディとなっていて、第1話のラストの時点から、どうも現実世界のことじゃないんだなってことは分かりますが、「何を見せられてるんだ……」という気持ちにはなりました。

昨日にも書きましたが、『ワンダヴィジョン』を見ている方の中に、1950年代のシットコムのパロディ見て、「これこれ!w」ってなる方、だいぶ少ないと思うんですよね。


逆に、日本で言えば何になるんだろうってところでは、例えば『ワンピース』で時代劇のパロディやったり(それはもうワノ国か)、仮面ライダーで寅さんのパロディ回とか金八先生のパロディ回とかあったら、「まあ、別にこんな回あってもいいだろ」とは思うと思うんですよね。

その証拠に、というか、早めにいつもの評価の引用をしておくと。

インターネット・ムービー・データベース(IMDb)の評価は、8.0/10。

Rotten TomatoesのTOMATOMETER(批評家スコア)は91%、AUDIENCE SCORE(一般スコア)は88%。

めちゃくちゃな高評価!

こうなってくると、やっぱり当時のシットコムが伝わっているかどうかというのが大きかったかなと思います。

自分の評価は……、7.3/10くらいかな。


第4話目は、現実世界の話がほとんどで、第5話になると、1980年代のシットコムのパロディになります。

この辺になると、だいぶ感覚が分かりますね。

『ファミリータイズ』というマイケル・J・フォックスの代表作となったシットコムが元ネタみたいですが、自分が大好きだった『フルハウス』感ありました。

一応、『ファミリータイズ』のオープニング見てきましたが、『ワンダヴィジョン』5話目のオープニングムービーの「公園で遊んでるシーン」は、『フルハウス』のパロディじゃないですかね。

子供を抱いて楽しそうに走るヴィジョン笑ったw

ワンダ役エリザベス・オルセンといえば、『フルハウス』のオルセン姉妹の妹なので、"You got it, Dude!"とか何かネタになるセリフがあっても良いかと思いましたが、特になかったかな。


「ニセトロ」こと、違う方の「ピエトロ」の登場もびっくりしました。

ワンダの双子の兄クイックシルバーことピエトロは、初登場の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で死亡していますが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で演じたアーロン・テイラー=ジョンソン(キック・アスの人)ではなく、エヴァン・ピーターズ演じる『X-MEN』シリーズの方のピエトロが出てきました。

ワンダも、違う人が演じるピエトロ見て、兄だと分かるんかい!

スパイダーマンよりだいぶ早くマルチバースしちゃってましたね。

冒頭3話、本当にたくさんの方がドロップアウトしたのではないかなと思いましたが、そこはMCU。

後半は、しっかり面白く仕上がってましたね。

ストーリー全体の感想としては切なかったですね。

最後、夕焼けの中家に帰るシーンは、まさに祭りの後。

家族が楽しく帰ってくる感じと、もうこれで全て終わってしまう感じがあり、切ない……。

ストーリー全部を通して、「誰も幸せにならなかった」というのも珍しいストーリーだと思いました。

MCU作品一、切ない話かもしれない。


最後に気になる点としては、「ヴィジョンの2号機はどこ行っちゃったの?」ってことと、「ランボーの能力は何?(無敵過ぎじゃね?)」ってこと。

この辺は、今後明らかになっていくんでしょうね。


近況報告……、というか、ゲーム情報。

自分のやっている『KOF AS』の『ストリートファイターV』コラボ、プロモーション映像が公開されました。

『スト2』のオープニングシーンのパロディで、リュウと京が戦ってます。

新たに、もう1キャラ参戦が分かる映像になってますね。

3/24配信。

楽しみ。


ではでは、また明日ー!

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