アニメ『ブルーピリオド』のご紹介と感想
本日は、アニメ『ブルーピリオド』のご紹介と感想を書きたいと思います。
F100号に挑戦する八虎。
先日ブログ内で、最近はまっているのは、YouTubeの『山田五郎 オトナの教養講座』というのを書いていました。
それから、ここ2~3年1番見ているコンテンツは、『YouTube大学』なんですが、この2つのチャンネルのコラボ動画でご紹介されていたのが、マンガ『ブルーピリオド』です。
コラボ動画では、主に、美術業界の問題点なんかを話されていたんですが、『ブルーピリオド』は妻と一緒に見やすそうというのもあり、Netflixのアニメ版を見てみました。
そんなこんなで、本日は『ブルーピリオド』のご紹介と感想を書きます。
『ブルーピリオド』は、現在も『月刊アフタヌーン』で連載中のマンガです。
あらすじは、高校生活を、なんとなく友人たちに合わせ、空気を読んで暮らしていた主人公が、美術部の絵に影響されたり、美術の授業で描かされた絵を良く言ってもらったことなんかをきっかけに、美術に打ち込んでいき、美大を目指すようになる、というお話。
現在も連載中のマンガで、Wikiをチラ見する限りでは、現在は美大編のようなんですが、アニメでは、美大受験とその結末までが描かれます。
「美大受験」をテーマにしていますが、とても少年漫画的で、分かりやすいようになっていますね。
主人公が打ち込むものを見つけ、弟子入りし(予備校へ行き)、修行を積んで、ラスボス(受験)に挑むお話で、主人公は良いヤツで努力キャラだったり、天才キャラやサラブレッドキャラがいたり、キャラクターも分かりやすくできていました。
技名を叫んだりはしませんが、とりあえず受験までの流れは、修行を積んで成長していくようなお話になっています。
よく、「右脳」を直感的・感覚的な脳、「左脳」を理論的な脳と言ったりしますが、このアニメでは、終始、「左脳」で分かるように描かれるのも良かったです。
色がキレイ!とか、構図がなんか良い!とか言われると、人しだいだろ……となってしまいますが、『ブルーピリオド』では、構図が図形になっているとか、テーマを掘り下げる・連想していって、良いと思ったものが思いついたら、それっぽく描くとか、主人公がとても論理的に考えて考えて絵を描いているのが描かれていました。
分かりやすい。
感想としては、まずは面白かったんですが、それ以上に、「勉強になった」点がたくさんありました。
副業でイラスト描いたりしていますが、自分は、絵を習ったことがないんですよね。
中学校・高校には美術の授業がありましたが、アニメで描かれていた美術部の課題や、予備校で教わることは、知らないことがたくさんありました。
美術部では、スマホのカメラで毎日1枚写真を撮ってみて構図を考える課題や、予備校では、画材の違いや作品全体の構図としてキレイな図形が含まれていることなどなどが描かれていて、そうやって絵って勉強するのかと思いました。
自分は、基本的に、ただただ写真をデッサンして絵を練習したので、知らないことが満載でした。
まー、つきつめると普段やってることじゃんにぶつかるのかもしれませんが、やっぱり言語化して理解しているかどうかは、とても大きな違いだと思います。
ということで、見て良かったです。
アニメは昨年10月からだったみたいで、早くシーズン2が見たい。
いや、マンガ読めよのツッコミも分かります。
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