「ワンダーウーマン 1984」のご紹介と感想

本日は、昨日に続き、最近見た映画、「ワンダーウーマン 1984」のご紹介と感想を書きます。

昨日同様に、前半は、ネタバレなしの映画のご紹介、後半は、ネタバレありで感想を書いていきましょうかね。

ウィル・スミスさんの誕生日!(ウィル・スミスさん出演作品の豆知識)」の続き。

こっちは気を付けろ、パンダ。


「ワンダーウーマン 1984」は、昨年2020年公開のスーパーヒーロー映画です。

バットマンやスーパーマンの世界、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の9本目の映画で、ワンダーウーマンの映画としては2本目。

2017年の前作、「ワンダーウーマン」は、故郷の島を出たワンダーウーマンが、世の中のことを全然知らないまま、第一次世界大戦を止めるために戦う話でした。

本作のあらすじは、その後も犯罪と戦ったりしながら暮らしていたワンダーウーマンが、ある日、どんな願い事もかなえてくれる石に出会い、石の力で、世の中が大混乱におちいっていくのを止めようとするという話です。

石で願い事をかなえると、必ず、その代償を払わされるようになっています。


主人公、ワンダーウーマンを演じるのは、引続き、ガル・ガドット。

見ているだけで幸せです。

適役、チーターこと、イケてない女、バーバラを演じるのはクリステン・ウィグ。

自分と同じ趣味の方なら、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト主演の「宇宙人ポール」のヒロイン、イケてない田舎娘役で、お見かけしているかもしれません。

2016年版の「ゴーストバスターズ」で主演をされていた方です。

願いを悪用して、世界を大混乱におとしいれるマックスを演じるのは、ペドロ・パスカル。

現在展開中のスター・ウォーズのドラマ版「マンダロリアン」の主演の方です。

監督は、前回に引続き、パティ・ジェンキンス。

今回は、原案と脚本もされています。


さてさて、ここからはネタバレを含む感想。

前作「ワンダーウーマン」も含めてネタバレしていきます。


ワンダーウーマン、引続き、見ているだけで幸せになれる美しさですね。

正直、映画自体は色々とツッコミどころがあったと思います。

願い事は、何でもかなう、という石の器の大きさもちょっと引っかかってしまいました。

ラストシーンには、世界中の人の欲望がかない、その代償で世界がめちゃくちゃになっていきますが、世界中の願いの中に、「世界が滅びますように」とか「今すぐ宇宙が消えてなくなりますように」とか、願った人はいなかったのか考えてしまいます。

まあ、ジーニーもシェンロンもできないことがあるので、あの石にも、かなえられない制限があるんでしょうね。

何だか、ラストシーンは、視覚的な演出もあって、けっこうスピリチュアル感ありました。


戦闘シーンは、おおむねかっこ良かったと思います。

恋人を再び失って、ダッシュからのジャンプとか、みんな感情移入しやすい映像になっていたと思います。

その後の、雷に縄をかけてのスイングとかも、理屈じゃなくかっこ良かったです。

空を飛んでるのも、もう飛べることにしちゃうなら、それはそれでいいと思うんですけど、視覚効果があんまりうまくなかったと思います。


インターネット・ムービー・データベースの評価は、5.4/10。

Rotten TomatoesのTOMATOMETER(批評家スコア)は59%、AUDIENCE SCOREは73%。

どちらも厳しい……。

自分の評価は7.0/10。

アクション映画としてや、全体の評価としてボロカス言われるほどじゃないと思いますが、色々ともやもやする感じはありました。

昨日の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」がとんでもない高評価だったので、昨日と続けて書くと、ちょっと差が出てしまいますね。


ちなみに、前作「ワンダーウーマン」は、同じくパティ・ジェンキンスさんが監督され、とてもとても高い評価を受けました。

インターネット・ムービー・データベースの評価は、7.4/10。

Rotten TomatoesのTOMATOMETER(批評家スコア)は93%、AUDIENCE SCOREは83%。

前作は、いわゆる「サービスカット」みたいのがない、ムダなセクシーカットがないにも関わらず、ワンダーウーマンがとてもかっこよく、とても魅力的に描かれていたとして、女性監督ならでは!と大絶賛された一面があります。

今作は、パティ・ジェンキンスさんが原案と脚本もされていて、スピリチュアルな雰囲気とか、科学考証とか関係ない石の能力とか、ちょっとオタク男子をおいていってしまった感があるかな、というのが自分の本音ですね。

現在の当ブログの課題、LINEスタンプ作り延長戦。

昨日は仕上げ、0.3枚くらい。

あまり進まなかった。

コメント

このブログの人気の投稿

映画『君たちはどう生きるか』の感想と考察!もっと単純に、こうじゃない?というお話。

昨日は、ケン・マスターズ、アッシュ・クリムゾン、サイモン・ペッグさんの誕生日でした!

『ゴジラ-1.0』の予告編をマンガ化!と、『ゴジラ-1.0』の現在分かっていること。