「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のご紹介と感想

突然ですが、本日はスパイダーマンの前作、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の感想を書きたいと思います。

8月の末に、「パンダーバースに集結するパンダたち。(スパイダーマン最新作の予告編について)」という、最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告編が解禁された記事を書いていましたが、実は前作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は見ていませんでした。

先日、ワクチン2回目の接種後、副反応が出て身動きとれないときに、ようやく見ることができました。

そこで、本日は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のご紹介と感想を書きたいと思います。

ご紹介の方は、ネタバレなしの映画の概要、感想は、最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を見る前に、ネタバレありの、内容が思い出せるように書きたいと思います。

ミステリオと共闘しているつもりのパンダ。


「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は、現在のスパイダーマンの2本目の映画です。

アベンジャーズの世界、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画としては23本目。

MCUの前作は、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、これまでのすべてのMCU映画の終着点、サノスとの決着の直後の話が、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」です。

あらすじは、スパイダーマンこと、ピーターが、修学旅行的な研修旅行に行ったヨーロッパで、MJに告白することを夢見つつ、みんなからスパイダーマンだとバレないように、エレメンタルズという巨大な怪物などなどと戦うはめになる、というお話です。

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の直訳は、「スパイダーマン、お家から遠い」。

また、スパイダーマンのキャッチコピーは、「親愛なる隣人」で、スーパーヒーローでありながら、すごく普通の高校生(青年)というのがスパイダーマンの特徴です。


さてさて、ここからはネタバレしつつ、内容に触れながら感想を書いていきたいと思います。

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」と、それ以前のMCU作品について、ネタバレがあります。


いやー、けっこうラストシーンでぐっときてしまいました。

スパイダーマン作品、全体にある傾向かもしれませんが、ずっと耐えて耐えてばかりでしたね。

アイアンマンの後を継ぎたいという重圧の中、フューリーからの指令で修学旅行的旅行はめちゃくちゃになり、結局エレメンタルズと戦わさせられたあげく、自分がミステリオにダマされ、悪の片棒をかつぐはめになり、電車にはひかれ、逮捕され、めちゃくちゃなめにあいながら、それでもずっといいヤツで戦い続けるのがスパイダーマンです。

今思い返しても、ミステリオに、「今何がしたい?」と言われ、「みんなと旅行したい!」と答えるピーターがせつな過ぎて泣けます。

最後の最後にMJにキスされたときに、ようやく報われた気がして、泣きそうになってしまいました。

これは、いかにピーターがいいヤツか、感情移入できているかで変わったと思います。

今でこそ自分も受け入れられるようになりましたが、20代のリア充嫌悪がすごい頃だったら、こうは思わなかったかもしれないです。


火や水の権化、巨大なエレメンタルズは、正直、始めっからラスボス感0でしたね。

とてもシンプルなデザインで、とりあえずの敵感がすごかったです。

エレメンタルズをホログラフで出現させていたラスボス、ミステリオは、かっこ良かったですが、本人が格闘が強くなかったのがちょっと残念でした。

ラストシーン、スパイダーマンが目をつぶって、まっすぐドローンを倒しながらミステリオまで進んでいくクライマックスが、演出の美しさもあり良かったのですが、ホログラフでもいいので、ミステリオとのバチバチの格闘もちょっと見たかったかな。

ラストの1本道のとこで、ちょこっとはさんでくれるだけでも見たかったかな。

そんなキャラでありながら、ミステリオは、ちゃんとラスボス感ある、強そうなヤツには仕上がっていたと思います。


あと、女性キャラの活躍も、地味に良かったです。

マリア・ヒルのロケットランチャーのシーン、みなさんかっこ良かったと思ったと思いますし、MJが博物館でぶん回していた武器が、モーニングスターというのも素敵です。


当ブログでよく引用する、インターネット・ムービー・データベースの評価は、7.5/10。

Rotten TomatoesのTOMATOMETER(批評家スコア)は90%、AUDIENCE SCOREは95%(!!!)。

まじか。

Rotten Tomatoesの評価、めちゃくちゃ高いですね……。

自分の点数は8.2/10点くらいかなあ。

特に悪い点はなかったですが、前述のように、ヒーロー映画なので格闘がちょっと欲しかったのと、MCU映画が基本的に全作クオリティが高過ぎて、クオリティ高くて当たり前になってしまっているがゆえの点数かもしれないです。

現在の当ブログの課題、LINEスタンプ作り延長戦。

昨日も仕上げ0.5くらい。

現在42枚中、下描き40枚、仕上げ14.5枚完成。

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