一個前のゴジラ、2回目。(ゴジラ S.P <シンギュラポイント>の感想)
ついに明日、7/2、ゴジラvsコング公開です。
本日は、先日放送終了したアニメ版ゴジラ、ゴジラ S.P <シンギュラポイント>の感想を書きます。
一個前のゴジラの一個前のゴジラ、「GODZILLA 怪獣惑星」と「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の感想はこちら。
(3作目、最終章「GODZILLA 星を喰う者」の感想はちゃんと書いていません。こちらで少しだけ触れています。)
なんとか次のゴジラの前に見終えることができました。
まず、率直に言って、めちゃくちゃ面白かったです。
上に書いた、3DCG版のGODZILLAのときには、こんなブッ飛んだ設定(現実離れした設定)で、自分みたいなオタク以外、どれくらいの視聴者がついてくるかなあと思って見ていましたが、今作は、その辺りについて、とても上手く落とし込んでいたと思います。
2030年という少し先の設定ですが、現代と大きく変わらない社会と、報道のシーンが、上手くリアリティを出していました。
SF要素について、観客が完全にはついてこられないと思って作られていたと思いますし、ハードなSFに対して、絵がとてもソフトに作られていたと思います。
イラスト描く人の意見としては、アニメってベタ塗りなのに、線がざらつきのある、鉛筆のような線を使っていた点に注目してしまいました。
普段からアニメをたくさん見ていないので、こういうのって少なく無いんですかね。
例えばパンダで言うと、
こういうのが、ざらつきのある線で、
こういうのが、ざらつきない線。
ざらつきのある線って、線の中に白や色の薄いところがあって、自分の中では、色を塗るときに線の内側まで塗るのか、線の太さの分まで塗るのかという、問題があります。
ここまで塗るのか、ここまで塗るのかということ。
線の太さぴっちりまで塗るってことは、線の反対側にはみ出してしまうリスクが上がって、自分は、どこまで塗るのか迷うのが面倒くさくて、ざらつきのある線を使うのを止めてしまいました。
それから、
自分の使っていたツールでは、こういう、線を重ねた時の濃さの違いも出てしまうんですよね。
ざらつきのある線やにじみのある線って、手書き感や柔らかさが出ると思うので、パンダのようにゆるい絵を描くには合っていると思うんですけどね。
特別な意図がないときは、自分のパンダではざらつき線は封印中です。
全然ゴジラ S.Pの感想になっていないまま、だいぶ文量がいってしまいました。
ゴジラ S.P、キャラクターも素晴らしかったと思います。
よく考えてみると、キャラクターのバックボーンとか過去編が出てくる、キャラクターの掘り下げシーンってほぼなかったと思うんですが、それでも全キャラクター、キャラが立っていて、とても魅力的でした。
ちゃんと調べていないので、もしかしたらもうあるのかもしれませんが、それぞれのキャラクターのスピンオフとかあっても全然いけるんじゃないでしょうか。
それから、SF考察シーンが多かったと思うんですが、アクションシーンとのバランスも素晴らしかったと思います。
みんなジェットジャガー好きになったんじゃないかな。
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