アラジン見ましたよ
本日は、昨日金曜ロードショーで放送されていた「アラジン」の監督、ガイ・リッチーについて書こうと思います。
昨日のアラジン、自分は21:30くらいから拝見していました。
2018年のイラスト再掲。
1992年のアニメ版のアラジンは、自分が小学生の頃の公開で、もちろん見ているはずなのですが、ほとんど覚えていないですね。
ただただ、歌がすごかった印象です。
ちなみに、5/17に書いたボブ・サゲットさんの誕生日のブログで、自分がいかにドラマ「フルハウス」が好きだったか書きましたが、1992年版のアラジンで、アラジンの声は、フルハウスの長女D.J.の彼氏、スティーヴ役のスコット・ウェインガーが演じていました。
スティーヴ、フルハウス以外で見たことないわーって方はたくさんいらっしゃると思うんですが、実はキングダム ハーツでずっと声聞いてたという方はけっこういるかもしれませんね。
まあ、そもそもスティーヴ覚えてないわーって方と、キングダム ハーツで英語聞いてるヤツいる?って方の方が、ずっと多い気がします。
話題を戻し、昨日金曜ロードショーで放送されていたアラジンは、ガイ・リッチーという方が監督をしていました。
ガイ・リッチーは、1998年、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」という寿限無的な長いタイトルの映画で監督デビューされた方で、「ロック、ストック~」は当時の映画好きにはけっこうな衝撃を与えた作品でした。
簡単なあらすじは、4人組のワル仲間が、金もうけのために、マフィアやらギャングやら達と、伝説の銃の争奪戦に巻き込まれる、というもので、その登場キャラ数の多さや、複雑に入り混じった伏線とストーリー、(低予算を隠すためかもしれませんが、)スタイリッシュな映像、オチのおしゃれ感と、かなりの高評価を受けていました。
続き監督した映画「スナッチ」も、これまた多数のキャラクターがダイヤの争奪戦をするというもので、その魅力はロック、ストック同様でした。
スナッチは、自分がよく大好きな映画に挙げる1本で、DVDもサントラCDも持っていました。
ロック、ストックもCDを持っていて同様だったと思うんですが、スナッチのサントラは、曲と曲の間に映画のセリフが入っていて、これがまたかっこいいんですよね。
現在、アクション映画スターとして活躍されているジェイソン・ステイサムは、元々飛込みの水泳選手で、ロック、ストックで映画デビュー、ロック、ストックとスナッチで主演を務めていました。
同じく、2018年のイラスト再掲。
スナッチには、主人公ではないですが、ブラッド・ピットが出演しています。
何度もこのブログに書いているかもしれませんが、1999年のファイト・クラブ、2000年のスナッチの頃のブラッド・ピットは神がかり的なかっこ良さで、当時めちゃくちゃあこがれていました。
ロック、ストックを気に入ったブラッド・ピットは、自分からガイ・リッチー映画への出演を希望し、スナッチには破格の出演料で出演したというエピソードがあります。
これ、昔はWikiに「1ドルで出演した」と書いてあったと思うんですが、本日現在のWikiでは、スナッチのWiki、ブラッド・ピットのWikiともに記載がないですね。
「スナッチ ブラッド・ピット 出演料」で検索してみましたが、すぐに情報が見つからず、1ドルはジョークっぽくもありますし、真相は謎です。
自分は、ここまでのガイ・リッチーに対して、「イギリスの田舎モンで、自力で作った緻密で複雑な脚本を武器にのし上がってきた、ちょっとバッドアスな映画監督」という印象を持っていて、かなりかっこいい印象を持っていました。
しかし、その後、2000年にマドンナと結婚、2002年にマドンナを主演にして映画「スウェプト・アウェイ」が、興行的にも評価的にも大爆死、ラジー賞を総なめするという事態になりました。
ちょっと、かっこいいからはだいぶ外れてしまった感じがしました。
2005年、再び、ジェイソン・ステイサムを主演に迎え、得意ジャンルのアクション・サスペンスの「リボルバー」という映画を制作しましたが、こちらもあまり評価されませんでした。
自分も、なんだか可もなく不可もなくという感じだった気がします。
大好きだったガイ・リッチーが、大好きだった頃のような映画を撮った、……はずだけど、あまり覚えていない、というのが真相を物語っているかもしれません。
なんとなく、ロック、ストックやスナッチが、ブラックジョーク満載だったのに対して、リボルバーは暗い印象だったような……、いや、あまり覚えてないですね。
その後、2009年の映画シャーロック・ホームズが高評価を受け、2011年には続編も公開されました。
シャーロック・ホームズ、普通に面白かったです。
もっと続編あっても良かったと思います。
2019年には、昨日の金曜ロードショーのアラジンの監督になるわけですが、前述の通り、デビュー当時には「イギリスの田舎モンで、自力で作った緻密で複雑な脚本を武器にのし上がってきた、ちょっとバッドアスな映画監督」という印象を持っていて、人の死がとても軽い、ブラックジョーク満載の映画を撮っていた、ちょっとワルな監督だと思っていた自分からすると、ディズニー映画を監督するというのは意外でした。
何だか、「のし上がり、マドンナと結婚、酷評され、返り咲いた」と考えると、ガイ・リッチーも丸くなったのかな、とか思ってしまいます。
まあ、ガイ・リッチー本人がしゃべってるところなんて、スナッチの音声解説くらいしか聞いたことがないので、どんな人なのか全然知らないですけどね。
勝手なイメージばかり書かせてもらいました。
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