『ゴジラ-1.0』の感想!(ネタバレ有り!)

本日は、『ゴジラ-1.0』の感想を!

本日はネタバレ有りで、こうだったねーというのを書いていきたいと思います。

ちょっとゴジラのイラストを描く時間が無かったので、そらにゃんとゴジラのお写真。

1. 映画の概要を4行だけ。

2. 『ゴジラ-1.0』の感想

3. 「ゴジラの描写」

4. 評価

5. 今後の更新のお話


1. 映画概要を4行だけ。

さすがに、ちょっとだけ、映画のご紹介を書いておきましょうかね。

『ゴジラ-1.0』は、2023年11月3日公開の怪獣映画。

「ゴジラ」そのものについては、もはや解説不要かもしれませんね。

「ゴジラ」は、これまでの定番でいうと、核実験の放射能を浴びて突然変異した恐竜の生き残りが、ゴジラとなって人類(だいたい日本)に襲いかかる怪獣映画シリーズです。

本作は完全新作で、戦後直後の日本に謎の怪獣ゴジラが襲ってくるというもの。

9月11日に書いた、映画公開前の分かっていることや、予想まとめはこちら。→「『ゴジラ-1.0』の予告編をマンガ化!と、『ゴジラ-1.0』の現在分かっていること。」

2. 『ゴジラ-1.0』の感想

さてさて、ネタバレしつつ、感想を書いて行きたいと思います!

いやー、面白かったですね。

特に今作は、「皆の見たかったもの」になっていたと思います。

ちなみに、上にも貼った映画公開前に分かっていること・予想まとめの「『ゴジラ-1.0』の予告編をマンガ化!と、『ゴジラ-1.0』の現在分かっていること。」なんですが、めちゃくちゃ当たってたと言って良いんではないでしょうか。


ストーリーの大枠としても、核実験で巨大化したゴジラと人類が戦うという超オーソドックススタイルでしたね。

ちなみに、劇中で、明確に核実験によってゴジラが誕生したとは言語化されていないように思いますが、設定を知らなかった自分の妻も、核爆発を受ける→核攻撃のような攻撃+残った放射能の解説で、ゴジラの設定が伝わったと言っていました。

描写だけで伝わるようにできてるのは、やっぱり素晴らしいですね。


さて、結局は、ゴジラと人類の戦いの中でどのような人間ドラマが描かれるかが、作品の評価を分ける、最も大切な部分だと思うんですが、今回は、その人間ドラマがめちゃくちゃ良かったんじゃないでしょうか。

映画全体の構図としても、特攻隊員として逃げた主人公が、任務を終えて無事に帰ってくることと、脇役達が終戦時に背負った悔いや無念から解放されることなどが、うまく表現されていて、素晴らしい読後感になっていたと思います。

いやー、本作は、本当にこの「読後感」につきますね。

主人公のヘタレ感や病みとか、戦争なんだから仕方なかった、ヒロインといちゃいちゃしない具合なんかが、作品としてちょうど良い好感度、感情移入具合になっていたと思います。


それから、キャラクターの死亡を偽装するのってすごく難しいと思うんですが、すっかりダマサれてしまいました。

ヒロインのうなじのアレと、ラストシーンは、今後につながるオマケ要素みたいなものだと思うんですが、ちょっと今作のクオリティを思うと、続編のハードルが高すぎて心配です。


あーあと、今作はクラシックなゴジラの曲が複数使われていますが、このタイミングも、まさにというタイミングで良かったですね。

3. 「ゴジラの描写」

ゴジラのデザインは、昭和・平成の昔ながらのゴジラと大きく印象を変えない、「子供の頃思ってた、かっこいいゴジラってこういう感じ」というデザインになっていたと思います。

自分は平成シリーズ(VSシリーズ)世代なので、近い印象でした。

↓平成VSシリーズの顔が固定された『ゴジラvsビオランテ』。

……あんまり顔出てこない。


また、本作のゴジラは、見た目とはまた関係なく、「怖く」描かれていると思いました。

過去にない「近さ」でしたよね。

冒頭の噛んだり踏んだりの「近さ」「怖さ」もそうですし、中盤、銀座に上陸したゴジラも、過去にない「近さ」で恐ろしかったですね。

そして、前回の予想まとめでも書いた、「熱線の描写はお楽しみなので、熱線を撃った直後のシーンなのかと思ったんですが、どうでしょうかね。」は、完全に当たりでしたね。

熱線のギミックかっこ良かった。

『シン・ゴジラ』が熱線について、過去路線から大幅に逸脱してもらえたおかげで、今後のゴジラ・シリーズも、この辺についてはお楽しみになってきましたね。

今後のゴジラのハードルが、また上がった。


4. 評価

本日現在のインターネット・ムービー・データベース(IMDb)の評価は、7.7/10。

Rotten Tomatoesは、まだ評価なし。

なんですが、自分が映画館で見た直後(公開直後の11月3日の正午くらい)のIMDbの評価は8.9/10だったんじゃなかったかな。

通常公開直後なので、熱量が違うのは分かりますが、かなり高評価でした。

平成VSシリーズ、ごりごりの世代で、しかもとても大好きだった人間としても大満足な内容で、「8.9/10、やっぱこれくらいの評価つくよなー」と思ったのを覚えてます。

ということで、自分もまだ熱量がはんぱないですが、評価は9.0/10くらいですかね。

いやー、ホントに良かったです。

なんとかクオリティを保って続編でないですかね。

人間ドラマのクオリティキープと矛盾してしまうかもしれませんが、ゴジラが違う怪獣と戦うところも見たいですよね。


5. 今後の更新のお話

今回はイラストを描く時間がなかったんですが、近々に猫アカウントの方で、ゴジラのフィギュアと猫の動画を投稿しようと思ってますので、その際に描ければ、この記事に入れようかと思ってます。

それから、これまでのブログで、Netflix版『GAMERA -Rebirth-』について書くと書いていましたが、全然書けていませんでした。

ちょっと後ろ倒しになってしまいましたが、こちらも書きたいと思ってます。

ではではー

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