映画『ブレット・トレイン』について、ネタバレなしで、熱い愛を語りたい!

本日は、9/1公開、映画『ブレット・トレイン』について!


劇場公開前なワケで、「案件かい!」って思った方、何とか、もうちょっと読んで欲しい!

自分がこの映画をどれ程好きになったか、その熱い愛を語りたい!


いったん、パンダをお届け。


パンダはさておき、『ブレット・トレイン』!

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント様にご招待いただき、試写会に行ってきました。

案件でこういうことをさせていただくときって、「やったぜ。ただで映画が見れる。」と思うと同時に、「つまんなかったらどうしよう」と思うんですが、いや、本当に本当に、面白かったです。

ずっと自分が見たかったものが映画になっていました。


今作のあらすじは、

引退したい殺し屋(ブラッド・ピット)が、新幹線でアタッシュケースを盗む仕事をすることになるが、車内には、他にも大量の殺し屋達がいてアタッシュケースの争奪戦は……というお話。

なんですが、この映画、『スナッチ』にすごい近いテイストの映画になっているんですよね。

そして、自分は、この『スナッチ』がどれ程好きだったか!


自分は、1999年公開の『ファイト・クラブ』で、ブラッド・ピットが大好きになりました。

自分以外でも、同世代の方には、『ファイト・クラブ』を見て、ブラピ演じるタイラーに憧れた方、そうとういると思います。

まさにカリスマ!

そして、その翌年公開されたブラッド・ピット出演映画が『スナッチ』です。


『スナッチ』では主演ではないものの、「1番おいしいキャラ」をやっていて、これもまたかっこ良かった。

『スナッチ』は、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』という低予算映画を気に入ったブラピが、『ロック、ストック〜』の監督ガイ・リッチーに頼んで、超低ギャラで出演したというのも、良いエピソード。

そして、この『ロック、ストック〜』と『スナッチ』は、同じテイストの、「たくさんの勢力が入り乱れた争奪戦」が、ポップでパンクなファンキーなBGMで、楽しい雰囲気の中、展開される映画でした。

ブラックな展開も多い中、楽しい雰囲気で楽しめる作品というのが、めちゃくちゃ良いんですよね。

パンダなし版。


自分はこの映画が本当に好きで、その後も、こういう映画見たいと思っていましたが、『スナッチ』の監督ガイ・リッチーの次作がラジー賞を総なめにしたのを皮切りに、その後、近いテイストの映画には出会えませんでした。

2006年に公開の『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』という映画が、ちょっと近い感じで、続編も出たんですが、けっこうシリアスなんですよね。

『ロック、ストック〜』も『スナッチ』も『ブレット・トレイン』も、キャラが死んでも、悲しんでいるヒマはねえ!という楽しい雰囲気が良かったのに。

キャラがしんで悲しいのは、監督の意図した演出のときだけでOKです。


そして『スナッチ』から22年、ついに、本当に自分の見たかった映画に出会えました。

さらに、今回の映画が自分にとって良かったのは、今回のブラッド・ピットが、殺し屋ながら、引退したいと思っている、丸くなりかけてるおっさんだということ。

いや、ブラピはそれでも、あいかわらずめちゃくちゃかっこ良いんですが、いいおっさんになっています。

『ファイト・クラブ』や『スナッチ』で、破天荒なイケメンキャラをやっていましたが、それがそのまま丸くなったような感じ。

リアルタイムで見てきた自分にとって、そして、自分もおっさんになっている今、これもまたブラピに感情移入できて良かったです。

20代の頃の自分なら、ただただかっこ良いキャラを見たかったかもしれませんが、今作『ブレット・トレイン』では、ブラピが他の殺し屋達に思う、「まあまあ、落ち着けよ」感も、すごい感情移入できる。


そんなワケで、「色々な勢力が入り乱れて戦う、誰が勝つのか分からない感じ」も、「ずっと楽しい雰囲気で展開するアタッシュケース争奪戦」も、自分が最高に面白いと思うものになっていました。

そしてそして、『ファイト・クラブ』『スナッチ』でぶっ飛んだかっこ良いキャラをやっていたブラピも、自分と一緒に歳をとって、丸くなってもかっこ良いおっさんなことも、自分にとってはベストなキャラになっていました。

案件関係でここまで褒めると嘘くさいかもしれませんが、本当に好きな映画に出会えた。


『ブレット・トレイン』情報もちょっと付け加えておくと、原作は、伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』という小説だそうです。

ちょ……、ちょっと活字は弱くてね……。

小説は未接種です。

すません。


監督は、『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』などのデヴィッド・リーチ監督。

実は両作ともまだ見られていないんですが、けっこう外れなしの監督さんの印象。


さてさて、ここまで書いてきてなんですが、当ブログでは、前々から何度も言っていることを一言。

映画を見るときは、あんまり期待し過ぎないで見て下さい。

期待値が上がり過ぎると、どんなコンテンツも楽しめないです。

人がぽんぽんしぬ、楽しいアクション映画だということは心に置いておいて下さい。

けっこうマンガっぽい。


当ブログでは、過去にもブラッド・ピット愛について、何度か語っていて、よろしければ、こちら


あ、あと、本日は猫YouTubeは更新なしです。

ではでは、また明日!

コメント

このブログの人気の投稿

映画『君たちはどう生きるか』の感想と考察!もっと単純に、こうじゃない?というお話。

昨日は、ケン・マスターズ、アッシュ・クリムゾン、サイモン・ペッグさんの誕生日でした!

『ゴジラ-1.0』の予告編をマンガ化!と、『ゴジラ-1.0』の現在分かっていること。