マイケル・ムーア監督作品やドキュメンタリー映画の思い出。(マイケル・ムーア監督の誕生日!)

本日は、『ボウリング・フォー・コロンバイン』などなどでおなじみ、ハリセンボマイケル・ムーア監督の誕生日です!

お誕生日おめでとうございます!

本日は、マイケル・ムーア監督作品やドキュメンタリー映画の思い出を書こうと思います。

一昨年2020年の今日描いた、マイケル・ムーア監督『マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人』に登場した銃社会のマスコットキャラ、ピストル・ピートのイラスト再掲。

ピストル・ピートは子供が大好きです!


日本人のほとんどの方がそうかもしれないと思うんですが、自分もマイケル・ムーア作品との出会いは、『ボウリング・フォー・コロンバイン』でした。

もうちょっと言えば、「ドキュメンタリー」というジャンルを見るきっかけになったのも『ボウリング・フォー・コロンバイン』ですね。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』は、2002年公開、コロンバイン高校銃乱射事件を扱った作品で、なぜ、銃乱射事件が起こってしまったのか、原因を探るドキュメンタリー。

映画全体のトーンが明るく、面白く作られていて、それでいて、アメリカの銃社会の問題や歴史を学べて、とても面白い映画です。

まさに、「ドキュメンタリー」のお手本のような作品。

それまで、自分がドキュメンタリーに持っていたイメージ、BGMも映像も退屈で、ただ事実が描写されているというイメージを、ガラリと変えてくれた映画です。

ちなみに、自分はこの映画で「コケイジャン」という単語を知りました。

「白人」の事務的?な言い方です。


『ボウリング・フォー・コロンバイン』以降、ドキュメンタリー映画も見るようになって、マイケル・ムーア作品以外にも、『スーパーサイズ・ミー』をはじめ、NASAのドキュメンタリーとか、『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』で扱われた作品などなどを見るようになりました。

最近だと、Netflixの『ボクらを作った映画たち』『ボクらを作ったオモチャたち』なんかも、大変見やすくて面白くておすすめできます。


マイケル・ムーア監督は、『アトミック・カフェ』に影響を受けていたと仰っていて、『アトミック・カフェ』も見ました。

1982年公開、核兵器についてのドキュメンタリーで、「資料映像の組合せ」だけでできているのに面白い、という映画。

ちなみに、自分はこの映画で「ダック・アンド・カバー」という言葉を知りました。

「ダック・アンド・カバー」は、かつてアメリカ政府が発表していた、核兵器が使用されたときには、「ダック・アンド・カバー」(=かがんで、カバー(体を物で覆いましょう))という宣伝文句。

要は、「「ダック・アンド・カバー」すれば(=かがんで、体を物で覆えば)、大丈夫!」という意味ですが、もちろん核兵器が落ちたときに、かがんでも大した意味はないので、今では、政府の言ってることあってる!?という意味合いも含んでいると思います。

あ、いや、核兵器との距離や立地によっては、「ダック・アンド・カバー」すれば、助かることもあると思いますので、やらないよりやった方がいい。

トランスフォーマーの実写映画1本目、2007年の『トランスフォーマー』のエンディングで、主人公のお母さんがインタビューに答えてるときに、「エイリアンがいたら、政府が発表してるはず。隠れろってね。」と言ってますが、「隠れろ」のところ、英語では「ダック・アンド・カバー」って言ってます。

字幕と言語とで、政府が「正しい」ことを言ってるのか「嘘」を言ってるのか、意味が逆転してしまってる。

翻訳難しい。

マイケル・ムーア作品って面白い!って思って見ると、笑える明るい作品と、けっこう真面目なトーンで眠くなるものとあって、自分のように、ドキュメンタリーとの初めての出会いは、面白いものであって欲しい。

おすすめは、『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『シッコ』、『マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人』なんかが明るいですが、『マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人』は、もう見る手段があるのかな……。

金額w


ではでは、また明日ー!

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