第1回お絵描き講座!「美形の法則」とその反論!

本日は、第1回お絵描き講座!

いや、第2回があるか知らんけど!

よく言われる、「美形の法則」について(反論などを)書きたいと思います。


まず、本日の話題、よく言われる「美形の法則」をご紹介。

本日参考にする顔はこちら。

あえてお名前は書きませんが、自分が世界一美しいと思っている女優さんを模写しました。

ラブ・アンド・サンダーの予告はよ。


さてさて、第1の法則!

「おでこの上」から「目の上の盛り上がり」と、そこから「鼻の下」までと、さらに「あごの下」までの長さが均一。

ちょっと参考の画像があごが小さくてずれてますが、スルーして下さい。


第2の法則!

「鼻の両脇」の真上に「目の端」があり、さらに、「鼻の幅と目の幅が同じ」。


第3の法則!

口の位置は、鼻の下からあごの先に1/3。

これも、参考画像では「鼻の下」からになっておらず、ずれてます。

堪忍!


第4の法則!

鼻の下からあごの先の真ん中が唇の下。


第5の法則!

小鼻と黒目の端の延長上に眉山。

眉山ってなんだ。

眉山は、眉の1番高い位置みたいです。


ということで、上記が本日槍玉に挙げるご説明したい法則です。

反論についてはこの後書くとして、まず、かっこいい顔・かわいい顔が描けないよ!ってときには、参考にしてもいいかもしれません。


さて、ここからが本題。

自分は天邪鬼なのか、こういうこと言われると、「決めつけてんじゃないわよ!」って思ってしまいます。

ここから、この法則について反論していきたいと思います。


が、1点ご注意事項を。

ここから書くことは、自分がこれまでに情報収集した、美術解剖学などに基づく、「人体の傾向」について書きます。

簡単に言えば、「アジア系の人の骨格って、こういう傾向があるよね」とか、「アフリカ系の人の骨格って、こういう傾向があるよね」って話です。


先日、ウィル・スミスがクリス・ロックをびんたして話題になりました。

その際に、過去にクリス・ロックが、「アジア系の人はチ〇コが小さい」というギャグを言って、炎上したことがあるとネットニュースで見ましたが、そういう、身体的特徴について触れることに抵抗感がある方は、この後は読むのを控えていただいた方がいいかもしれません。

現在『テルマエ・ロマエ』のCMが放送されていますが、CMで「顔が平たい!」と言ってもいいけど、「チ〇コが小さい」はダメだったり、線引きが難しいですね。

とにかく、この後は、そういう身体的特徴のお話をします。


まず、この「美形の法則」は、白人顔の傾向があると思っています。

アフリカ系の方は、唇がぶ厚い方がいるのはご存知かと思います。

そのタイプの顔の方は、この法則に合わないと思います。

もちろん、そういう顔が美形ではないと言っているのではなく、その逆です。

こんな法則に合わなくても、かっこいい人、かわいい人はいくらでもいます。

個人的には、口は、鼻とあごの1/3より下でもいいと思うんですよね。


次に、そもそも、ネット上で語られる美人顔に違いがあったのは、第2の法則!

「鼻の幅と目の幅が同じ」説と、「顔の端から目までと、鼻の幅と目の幅が同じ」説。

ネットで画像検索をしていて気付いたのは、アジア系の写真を元に解説しているサイトは、「顔の端から目までと、鼻の幅と目の幅が同じ」説が多く、白人系の写真で解説しているサイトは、「鼻の幅と目の幅が同じ」説が多いということ。

つまり、上の参考画像をご覧いただくと一目瞭然ですが、白人はアジア系に比べて顔が小さく、目から顔の横までの距離も短いということです。

アジア系の価値観では、顔は小さい方がかっこいいと思われる傾向があると思うんですが、残念ながら、アジア系は白人系より顔が大きい傾向があります。


昨年、ディオールの広告の写真のアジア系のモデルさんの目が小さく、「アジア人に対する偏見だ!」と炎上しましたが、顔の大きさや目の大きさについては解剖学的に傾向があります。

上述のように、アジア圏では、「顔が小さく、目が大きい方がいい価値観」に反していることを広告にされたことの方が、実際の炎上した理由だと思っています。


美形の法則のマイナールールには、顔の縦横も黄金比がいいという説もあったんですが、自分が見た犯罪ドキュメンタリーの検視官(?)の方の解説によれば、白人の人は面長の傾向があり、順にアジア系、アフリカ系と、縦に短くなっていくそうです。


その他のマイナールールには、目と眉の距離や目の大きさについても記載されているものもありましたが、トム・クルーズは、正面から見ると、目と眉がくっついてますよね。

鳥山明さんの描くキャラもだいたい目と眉くっついてますし、自分の尊敬する森気楼先生もくっついていることが多い。


長々と、「傾向」「傾向」いうて、言い訳たらしく、「美形の法則」は嘘だ!みたいなことを書いてきました。

何が言いたいかっていうと、単に、「色んな素敵な顔があります」ってことです。

いい顔を固定にして欲しくない。


と、同時に、お絵描き初心者の方で、顔が上手く描けないという方は、ぜひ「美形の法則」参考にしてみて下さい。

ちょっとした物差しに使えるかもしれません。


本日、なぜ、こんなことを書いたかというと、昨日、ひさびさにLINEスタンプの制作に着手したところ、描いているうちに、理想のパンダ顔が分からなくなってしまったからです。

チャン・ポヨン・パンダは1人なので、法則ではなく、ホンモノの顔があるはず。

チャンのホンモノの顔を、決めておこうと思い、「美形の法則」に続けて、チャンの顔の正解の形を決めようと思ったのですが、すごい長文になったので、本日はこの辺で。

ではでは、また明日ー!

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