『ブルーホール』のご紹介と感想(星野之宣先生の誕生日!)

本日1/29は、『宗像教授』シリーズや『海帝』などなどでおなじみ、マンガ家の星野之宣先生の誕生日です!

お誕生日おめでとうございます!

本日は、『ブルーホール』のご紹介と感想などについて書きます。

いいえ。パンダです。

あんまり画風が似せられなかった……。


星野之宣先生作品といえば、自分には、小・中学生のときに、映画『ジュラシック・パーク』の巻き起こした恐竜ブールの中、拝読した『ブルーホール』と『ブルー・ワールド』。

『ブルーホール』の連載は、1991年からだそうなので、映画『ジュラシック・パーク』より、ちょっと早いですね(ただし、原作小説は1990年)。

あらすじは、
主人公のガイアは、シーラカンスの密漁をしているのですが、海で怪物に襲われて、おじいさんを失っている。
実は、海の中にぽっかりと空いた穴「ブルーホール」の先は恐竜時代につながっていて、やがては軍や政府を巻き込み、過去世界の利権や侵出作戦に巻き込まれていく
というようなお話。


当時は、少年漫画ばかり読んでいたので、写実的な画風にめちゃくちゃ魅了されました。

今見ても、その画力はとてつもないものがあります。


自分は、星野之宣作品は『ブルーホール』と『ブルー・ワールド』しか拝読してないんですが、画風の写実性とマンガ性も、ストーリーのケレンミもリアリティも、全てがちょうどいい具合なんですよね。

まさに、SFとして最高のバランスでなりたっていると思います。


以前に、NHKの『浦沢直樹の漫勉』に出演されて、作画している映像が放送されていましたが、海をほぼ下描きなしで、筆ペンでモリモリ塗っていくところは驚愕でした。

他の大御所のマンガ家さんもそうでしたが、やっぱり作画がめちゃくちゃ早いですね。

自分の中の、作品の鮮度やモチベーションを保つには、とても大切なことなんだと思います。

ちなみに、『漫勉』の星野先生は、とても温厚で、あまり多くは語らない感じでしたね。


『漫勉』収録中に制作されていた『海帝』も、リアルとフィクションのバランスが最高でした。

星野之宣先生はマンガ家としても、もちろんですが、SF作家としても、とても高い評価を受けられています。

SF好きとしては、いつかは、「ほとんど読んでますけど?」って言えるようになりたい。


ではではまた明日!

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