『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のご紹介と評価、感想

本日は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のご紹介と評価、感想を書きたいと思います。

理由は単純に、「昨日見たから」です。

初代『グレムリン』のポスターみたいになってるパンダのチャン。


『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は2016年公開のファンタジー映画で、かの『ハリー・ポッター』シリーズの続編にして前日譚ですね。

ハリポの70年前のお話です。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズとしては1作目。

ずっと見たかったんですが、なぜか自分の加入しているサブスクでは、2作目の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は配信されていたんですが、『~魔法使いの旅』はずっと配信されていなかったんですよね。

ここ数か月で配信されるようになり、ようやく見ることができました。


あらすじは、
イギリス人の主人公が訪れたニューヨークで、魔法のスーツケースから特殊能力を持った魔法生物たちが逃げ出してしまう。
と、同時に、ニューヨークでは謎の破壊事件が起こっており、主人公は、魔法生物を追いかけつつ、謎の事件の犯人に間違われつつ、事件に巻き込まれていくようなお話。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズが、『ハリー・ポッター』シリーズと大きく違うと思っているのは、原作小説を書かれているJ・K・ローリングさんが、映画の脚本も直接担当されているということ。

それから、最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』まで監督さんも同じで、スタッフが固定されているようです。


さてさて、内容の方ですが。

主人公のニュートですが、全ての意味で、控えめなキャラですね。

まー、俳優さんもノってるタイミングで人気は確約されたようなものですし、これから長く続いていくシリーズなので、ムリに活躍して「オレつえー」するより、優しく良いヤツで好感を残す方が大事だったのかもしれません。

バットマンやスーパーマンの世界「DCEU」のフラッシュの人、エズラ・ミラーが重要なキャラとして登場しますが、エズラ・ミラーを虐待するお母さんを、サマンサ・モートンが演じられています。

サマンサ・モートンは、すっかり怖いおばさんが定着してきましたね。

自分が初めてサマンサ・モートンを見たのは『マイノリティ・リポート』で、ぷかぷか浮いて予知を見るアガサというキャラだったんですが、いつの間にか『ウォーキング・デッド』のアルファと化していました。

ちなみに、自分がかっこいいと思ったキャラは、アメリカ合衆国魔法議会MACUSAの偉い人、セラフィーナ・ピッカリーとパーシバル・グレイブスです。

ストーリー上、パーシバル・グレイブスはもう登場しなそうで残念。

インターネット・ムービー・データベース(IMDb)の評価は、7.3/10。

Rotten TomatoesのTOMATOMETER(批評家スコア)は74%、AUDIENCE SCORE(一般スコア)は79%。

自分の評価も、7.2/10くらいで、IMDbとRotten Tomatoesと自分と、こんなに近い得点なのは、過去に無いかもしれません。

感想を一言でいうと、「十分面白かったけど、導入編として、ゆっくりしてた」という感じ。

『ハリー・ポッター』シリーズの続編として、『ハリー・ポッター』を子供の頃に見た視聴者がそのままついてこられるよう、主人公の年齢が、『ハリー・ポッター』⇒『ファンタスティック・ビースト』と、視聴者の年齢と合わせてあるのかなと思ったのですが、要所要所に幼い子供向けの感じがあって、ちょっと不思議な感じがしました。


最新作、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が4/8公開予定ということもあってか、Netflixは配信中、Amazonプライム・ビデオは課金配信中です。

最新作の予告編を見ると、あいつ生きてるじゃん!とか、1作目しか見ていない自分にとって、ネタバレがある……。

ではでは、また明日ー!

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