神の帰還。(ハワイ神話のロノのお話)

本日はハワイ神話の「ロノ」について書きたいと思います。

先日、「有名なパパラッチ写真。(キアヌ・リーブスさんの誕生日と、エピソード)」の記事を書いた際に、「キアヌという名前はハワイ語で「山からの涼風」もしくは「絶えず神の意識に集中する者」という意味を持ち~」と書いていましたが、その際に、神話上にキアヌというキャラがいるのかなと思い、ハワイ神話について検索してみました。

ゆうて、今朝1時間半くらいですが、検索して見つけた面白エピソードについて書きます。

全然関係ないですが、海のイメージがあるので、2018年に描いた「ビキニスタイルのお嬢さん(ブライアン・ハイランド)」のイラスト再掲。


ハワイ神話4大神の1人「ロノ」。

農耕と音楽、平和の神様です。

像では頭に四角い飾りを被っているような姿をしていたり、背中から頭の上にモヒカン的なものが被さっているような姿をしています。

画像検索をしてみると、古い絵には、だいぶジャギ様的なメットを被っている絵もあります。


ロノは、地上の女性と結婚するために、虹を降りてきて、カイキラニという美しい女性と結婚しました。

ところが、ある首長がカイキラニに恋をし、求婚の歌を歌ったところ、ロノが嫉妬し、カイキラニを殺してしまったそうです。

Wikiによれば、「ロノは後悔の念から狂人のように島を徘徊し、会う人全てにレスリングを挑んだ」そうです。

……どうした。

いや、そうとう錯乱していたんでしょう。

ロノについては、面白い話が、ここからもう1つ。


神話では、ロノは「食料を持って来る」と、その地を去ったと言われています。

「マカヒキ」という時期には、白い布を使って、ロノを祭るそうです。

1779年、数々の島を発見し、世界を航海したジェームズ・クック船長が、白い帆をかかげた船でハワイに来航したとき、ハワイの人々はロノが帰還したと歓迎しました。

1か月後、クック船長は、ハワイから出航しようとしますが、船の故障のため、すぐにハワイに引き返すことになります。

しかし、戻った時期にはマカヒキの時期を過ぎており、変な雰囲気になってしまいます。

島民がクックのイギリス軍のボートを盗んだとか、イギリス軍が島民の誰かを殺したという噂があったとか、ついに、島民とクックとの間に争いが起こり、クック船長は殺されてしまいました。

歴史上の人物の死に、こんなハワイ神話と、勘違いが隠されているとは。

現在の当ブログの課題、LINEスタンプ作り、延長戦。

昨日は仕上げ1.5枚描きました。

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