パンダも恐れる指輪。(指輪物語の第一部「旅の仲間」が出版された日)

本日7/29は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作、指輪物語の第一部「旅の仲間」が出版された日です。

本日は、ロード・オブ・ザ・リングのご紹介と豆知識なんかを描きます。

パンダも恐れる指輪。

パンダよ、お前は大丈夫だ。


以前に、3部作映画の評価のお話で、一瞬だけ名前が出てきましたが、ロード・オブ・ザ・リング・シリーズは大変評価の高かった映画です。

簡単なあらすじは、最強装備の指輪だけど、装備すると心を狂わせてしまう指輪を、指輪を壊すことができると言われている火山に持っていくお話で、第一部「旅の仲間」では、色々な仲間が加わる過程なんかが描かれます。

後の数々のファンタジーに影響を与えた作品で、ホビットやドワーフ、エルフやオークといった種族や、ミスリルといったアイテムなどが登場します。

自分はこの映画を見て、あーファンタジーな世界観のRPGでよくある、旅の途中で仲間が加わったり、防具や武器をもらったりって、こういう感じをやりたかったのかあと思いました。

戦闘中に魔法を詠唱するのも、こういう感じなのね、と、それまでに見たことがあったファンタジー作品に対して、腑に落ちた感じがしました。


映画は、ちょっと長めで、3部作、1本目「旅の仲間」が、通常版で178分、完全版(Wikiの表記は、スペシャル・エクステンデッド・エディション)で208分、2本目「二つの塔」、通常版179分、完全版223分、3本目「王の帰還」が通常版201分、完全版250分あります。

自分は、全作DVD発売後に、1日でまとめて、1人映画祭として自分の中のイベントにして、完全版を3本見たのですが、お昼過ぎに見始めて、見終わったら日付が変わっていました。

単純に計算しても、完全版3本で、681分、11時間21分あり、1本終わるごとにトイレにたったり、食事を用意したりすると、見終わるのに12時間以上かかると思います。

これくらい見ていると、サウロン以外に睡魔の軍勢とも戦わないといけないので、みなさんには、そうとう好きでなければ通常版をおすすめします。

名作ではあるので、通常版見たら、完全版見たくなるかもしれないですけどね。


映画秘宝のアートディレクターなどでおなじみ高橋ヨシキさんによれば、映画ロード・オブ・ザ・リングは、挿絵やファンのイメージをリサーチして、ファンのイメージ通りの作品になるように作られた映画だそうです。

自分は、この、「ファンが求めているもの」を作れるって、とても重要なことだと思っていて、原作や過去作と違ったり、シリーズの魅力がどこにあったか、そもそも、お客さんは何にわくわくしていたのか、とかが把握できているかどうかで、実写映画化の評価が大きく分かれる気がします。

逆に言えば、多少原作と違っていても、「お客さんが求めていた点」が押さえられていれば、お客さんは満足してくれそうと思っています。

……なんか言葉にすると、当たり前過ぎて、すごくバカなことを言っている気がします。

それでも、物作り好きな人間からすると、試行錯誤しているうちに、一番大事な、「ここにわくわくしていた」という点からずれてくることってあるあるだと思うんですよね。

高橋ヨシキさんと町山さんの解説は、オフィシャル動画があったので、最後に添付してみます。

とてもとても絵面が地味!


監督は、本作の続編にして前日譚「ホビット」3部作や、現在のモンスターバースになる前の2005年版の「キング・コング」の監督、ピーター・ジャクソン。

話題はずれますが、ロード・オブ・ザ・リング3部作(2001~2003年)の頃と、キング・コングの2005年の頃で、ピーター・ジャクソン監督は、体形が全然違います。

衝撃のダイエット成果です。

最近はまた丸っとしてます。

本日の課題、LINEスタンプ作り。

下描き1枚進めました。

ではでは、高橋ヨシキさんと町山さんの解説動画。

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