ラナ・ウォシャウスキー監督の誕生日

本日6/21は、マトリックスの監督でおなじみ、ラナ・ウォシャウスキー監督の誕生日です。

お誕生日おめでとうございます!

本日は、マトリックスの思い出と続編について書きます。

のけぞっているかと思ったら、完全に寝転がっていたパンダ。


1999年公開の映画マトリックスは、まさに自分の映画人生において、青春だったかもしれません。

高校生時代に1作目を見て、2~3作目は、20代前半で見ました。

1作目のブームはすごかったですし、キアヌ・リーブスののけぞるシーンは、何度となくパロディされてきたと思います。

ふと思ったんですが、当時を知らない人からすると、あのシーンが流行ったのなんて、意味分かんないかもしれないですね。

当時は、映画界にCGが普及する過渡期で、CGがすごい!ってだけで、ある程度注目を得ることができました。

キアヌ・リーブスののけぞりシーンは、スローモーションで、一瞬の出来事を、カメラもスタッフも映り込まず、キャラクターをぐるっと一周映すこと自体がすごかった時代の映像なんですよね。

今だったら、フルCGでやっちゃえばいくらでもできそうですが、当時は、カメラを螺旋形に、キャラクターをぐるっと取り囲むように配置して、一瞬ずつ時間差で「画像」を撮影して、キャラクターの周りを、カメラがぐるっと回ったような「動画」にするというアイデア技でした。

背景をCGで消せたからこそできたシーンで、CG過渡期とアイデア技で、それまでにない映像、象徴的シーンとあって、とてもとてもおなじみのシーンとなりました。

また、ワイヤーアクションなんかもハリウッド映画では珍しかった頃で、その後のアクション映画に多大な影響を与えたことも間違いないと思います。

ちなみに、自分は何かの映画の音声解説で、女性のアクションシーンを見て、「トリニティ風だよね」と言ったら、もう1人の解説の方が、「マトリックス以降の女性のアクションキャラクターはみんな、トリニティ風だよね」「そうそう、間違いない」みたいに話しているのを聞いたことがあります。

本当に色々なところで、その後の映画に影響を与えています。

クリストファー・ノーラン版のバットマン、「ダークナイト」が公開されたときに、アニメのオムニバスのショートムービーが入った「バットマン ゴッサムナイト」という作品があって、それの解説だったかなあ。

ちょっと、何の解説だったか、明確ではないです。


2作目か3作目が公開されたとき、自分は、新宿のゲームセンターでバイトをしていたんですが、当時、マトリックスの公開記念のイベントで、自分のバイト先のすぐ下の道路を、キアヌ・リーブスが通るということがありました。

映画好きだった自分は、キアヌ・リーブスが通るであろう時間を休憩時間にしてもらって、トイレの窓から、キアヌが通るのを覗きに行きました。

トイレの窓は外から見えないようにシールが貼ってあって、そのシールの隙間、数mmから見ようとしたのですが、夜で、外は真っ暗、数mmで、もはや景色は線で、なんか黒いものが2つ通った……かもしれない、くらいしか見られなかったという思い出があります。

そのバイト先は、提携の映画館が混雑していなければ、無料で映画を見に行けるという特典があって、マトリックスは何度も見に行きました。

自分が映画に対して、最大熱量を持っていた時代ですね。

マトリックスは、続への4、5の情報もかなり出ていますね。

4の撮影風景なんかはYouTubeにも、かなり動画が上がっています。

当初の公開予定は、2021年5/21だったそうで、もう撮影は終わっているんですかね。

モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンは出演されないことなんかが発表されています。

現在時点のWikiやインターネット・ムービー・データベースでは、クリスティーナ・リッチや、ニール・パトリック・ハリス(天才少年ドギー・ハウザー)なんかの出演者が記載されています。

ちょっと注目しているのは、ジェシカ・ヘンウィックという女優さんで、NetflixのMCUシリーズ、アイアン・フィストでヒロインを演じられていた方です。

正直、シーズン2は、もうジェシカ・ヘンウィック演じるコリーンの話みたいなところがあって、主人公より人気があったんじゃないでしょうか。

ハリウッドで活躍するアジア系女優さんあるあるに、ルックスがアジアでは人気なさそうというのがあると思うんですが、ジェシカ・ヘンウィックはアジア圏でも相当人気出るんじゃないでしょうか。

現在は、マトリックス4、今年の年末公開予定だそうで、楽しみな1本です。

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