タオルの日

本日は「タオルの日」だそうです。

本日のブログは、銀河ヒッチハイク・ガイドについて書きます。

本日のタオルの日は、日本記念日協会で認定されている日本タオル卸商連合会が制定した日ではなく、銀河ヒッチハイク・ガイドをネタにした、銀河ヒッチハイク・ガイドの作者ダグラス・アダムズへ感謝を表明する日だそうです。


銀河ヒッチハイク・ガイドは、2005年に映画化もされたので、ご存知の方も多いかもしれません。

元々はラジオドラマとして始まったSFコメディで、後に小説版やドラマ版、前述の映画版などが出ました。

簡単な内容は、宇宙の道路工事のために破壊された地球から逃げ延びたアーサーが、銀河をヒッチハイクするためのガイド本、銀河ヒッチハイク・ガイドを手に宇宙を旅するというもので、コメディシーンもあるSFものっていうより、ずっとボケてくる壮大なコントみたいな作品です。

作者のダグラス・アダムズは、伝説的イギリスのコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」にも参加されていた作家さんです。


「タオル」ですが、劇中のガイド本、銀河ヒッチハイク・ガイドによれば、「星間ヒッチハイカーにとってタオルとは、持ち歩いてこれほどとてつもなく役に立つものはほかにないというほどお役立ちなもの」で、汗をぬぐったりはもちろん、被ったり、濡らして振り回したりと、生活の助けから武器にまでなる、ヒッチハイクには欠かせないものとして紹介されています。

自分は映画版とドラマ版を見たのですが、おおよそ内容は同じで、映画を先に見ていましたし、ドラマ版は知っている役者さんがいなかったりで、映画の方しかほとんど覚えていないです。

映画の方は、主役のアーサーを、ロード・オブ・ザ・リングやホビットのビルボなどなどでおなじみのマーティン・フリーマンが演じられていて、他に、銀河大統領という素晴らしい職業のキャラクター、ゼイフォードを、ギャラクシー・クエストやチャーリーズ・エンジェル(2000年版)などなどのサム・ロックウェルが演じられています。

ギャラクシー・クエストも、同じく宇宙ものSFコメディで、大好きな一本です。

その他にも、うつ病のスーパーAI、マーヴィンを、スネイプ先生などなどでおなじみ、今は亡き名優アラン・リックマンが演じているのですが、アラン・リックマンも同じくギャラクシー・クエストや1998年の映画ドグマなど、コメディでも素晴らしいパフォーマンスを発揮されています。

イラストは、アラン・リックマンがラスボス役を演じて一躍有名になった、ダイ・ハード。

2018年のイラストの再掲。


さて、銀河ヒッチハイク・ガイドのネタといえば色々ありますが、有名なものに、「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」とGoogleで検索すると、「42」と答えてくれるというのがあります。

みなさんも、今やっていただくと、42と出てくると思います。

これは劇中で、スーパーコンピューターが何百万年もかけて導き出した答えとされていて、Googleの検索エンジンでも、同様に導き出されるようです。

ちなみにこれ、自分は映画を見た後、数年間、「生命、宇宙、すべての答え」だと思っていて、「生命、宇宙、すべての答え」で検索して42と出ていたので、けっこう曖昧な検索でも大丈夫なのかもしれません。

と言いつつ、試してみたら、「すべて」が漢字の「全て」ではダメでした。


銀河ヒッチハイク・ガイドは、マニアックなSFネタやギャグとして、色々な作品にネタが引用されています。

色々なところで引用されているので、一度は見てもいいと思うよ、と思いますが、日本人が見てめちゃくちゃ面白いコメディかと言われると、難しいところがあるかもしれません。

自分は大好きな映画ですが、人にすすめられるかというと、すすめにくいです。

IMDbやRotten Tomatoesという、映画データサイト・評価サイトでは65点くらいという、普通、平均よりちょっといいかな、という感じですかね。

急に現実的な話になりますが、最近気温が上がってきて、出勤時は汗でワイシャツがびしょびしょになります。

普段はハンカチもティッシュも持っていないおじさんですが、最近はハンドタオルが必須になってきました。

みなさんもいつ地球が爆破されても大丈夫なように、ぜひタオルをお持ち下さい。

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