大門五郎の誕生日
本日5/5は、KOFの投げキャラ、大門五郎の誕生日です。
今回は大門をよく知らないみなさんに、この大変地味なキャラクターの魅力をお伝えできればと思います。
本日は何も描いてないので、全然関係ない、昔違うブログに投稿したギース様を投稿。
大門はこんなイケメンじゃないです。
大門は、格闘ゲーム・KOFシリーズに登場する柔道家、投げ技をメインに戦うキャラクターで、その地味さに反して、初代KOF94から現在までほとんどの作品に登場しています。
無骨な柔道家キャラで、技の名前も、「天地返し」や「裏投げ」、「切り株返し」といった無骨なものから、「超大外刈り」や「超受け身」、「地獄極楽落とし」など、超かっこいいものまであります。
分かりやすい投げ技では、「超大外刈り」という、大外刈りで足払いしつつ上半身を地面に投げつける技や、「天地返し」といった、背負い投げで地面にたたきつけた後、反対側に相手を投げ飛ばす技を使います。
「超受け身」は、何が超なのか分かりませんが、性能的には色々超すごいです。
超受け身のすごさは後ほど。
大門を代表する技の1つに、「地雷震」というものがあります。
地雷震は、両手で地面をたたきつけ、振動で相手を倒す技です。
ゲーム性能的には、相手が立った姿勢でいるとガードをしていても関係なくダメージを与える技で、しゃがむとガードの有無にかかわらず効かないという技です。
超有名格闘ゲーム、ストリートファイターの対空技から、ジャンプして対空攻撃をする技を、「昇竜」とか「昇竜系の技」と言ったりしますが、地雷震も、その後「地雷」系や「地震」系の技として、ゲーム業界に名前を残したのではないでしょうか。
んま、地震系と言った場合はそのまんま地震の意味かもしれないので、大門の地雷震を指すのかは微妙ではあります。
両手で地震を起こす程の強さで地面をたたけるのがすご過ぎて、「いやもう、それで殴れよ」とゲームをしていてよく思いましたが、KOF2002のMAX2という隠し技みたいな大技で、ついに、投げつけて倒れた相手を地雷震で殴りまくり、最後に(理屈ではよく分かりませんが)大爆発を起こすという、超かっこいい「風林火山」という技も追加されました。
リメイク版のKOF2002UM以降の風林火山は、連続で投げをする技になっていて、投げを決めるたびに、「風」「林」「火」「山」という文字が表示される演出に変わっており、こっちはこっちで超かっこいいです。
大門の元祖・超必殺技「地獄極楽落とし」(じごく ごくらく おとし)の語呂も好きです。
ちなみに、KOF97で登場した悪役が使う「暗黒地獄極楽落とし」(あんこく じごく ごくらく おとし)の語呂も好きで、意味なく口に出したくなる響きです。
さて、自分は大門をよく使ってプレイしていましたが、理由は、「地雷震バグ」という現象を使った連続技が好きだったからです。
地雷震は、立っている状態の相手を転ばせる技ですが、相手が転んでから立ち上がるまでにもう一回地雷震が当たってしまうと、永遠に繰り返すことができてしまうため、「地雷震は連続では当たらない」ようになっています。
しかし、地雷震を当てた後、違う技を出し、もう一度地雷震を打つ、地雷震→違う技→地雷震することで、実質地雷震を連続で当てたり、倒れてから起き上がるまでに、もう一度地雷震を当てることができるようになってしまいます。
自分がゲームをしだしたKOF98時代、友人がこれを利用した連続技を発明し、この連続技を当てることに夢中になっていた時期がありました。
具体的には、前述の「超受け身」を使って、「地雷震は連続で当たらない」法則を超キャンセルするという方法で、「ジャンプ強キック→しゃがみ強キック(足払い)→超受け身→地雷震→切り株返し」という連続技で一瞬で相手の体力の1/3弱を奪い、もう1~2回同じ連続技を決めると相手が気絶するという、当時の自分達の中では、超強力な連続技でした。
実際には、しゃがみ強キック(足払い)の後に、相手がダウン回避に成功すると、連続で当たらないんじゃなかったかな。
超受け身の後に、地雷震を出さなければノーリスクとか、そんな感じだったと思います。
当時、友人とこの連続技に勝手に名前を付けていて、初め「問答無用」って呼んでいましたが、途中からなぜか「言語道断」って呼ぶようになっていました。
自分はよくブログなどで、「NEO GEOに青春を捧げた」と書いていますが、青春の数十パーセントは、この「言語道断」でできている気がします。
現在、年内配信予定のKOF15の登場キャラクターが、日々発表されています。
今のところ大門は発表されていませんが、過去のゲーム参戦率から考えても、今作も登場すると思っています。
自分がプレイしているKOFASでは、強い大門が少なく、昔ゲームセンターで活躍していたようなかっこいい大門にまだ出会えていません。
地味で人気もないキャラクターだと思いますが、今後の活躍も期待しています。
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